試験科目と合格基準

ここまで、FP試験の級ごと・回次ごとの合格率を紹介するとともに、他資格との比較などを行ってきましたが、「合格率」という視点からだけでは、FP試験の実態や難易度は見えてきません。そこで、このページでは、FP試験の試験科目と合格基準について確認したいと思います。

まず、もっとも基本的な情報として、FP試験は、学科試験と実技試験という2つの試験により構成されます。両試験は別々に合否判定されるので、たとえば「得意な学科試験で点数を稼ぎ、苦手な実技試験の点数をカバーする」といった戦略は採ることができません。そのため、学科・実技の両方の試験についてよく知り、そしてしっかりとした対策を講じることが必要です。

学科試験の試験科目は、①ライフプランニングと資金計画、②リスク管理、③金融資産運用、④タックスプランニング、⑤不動産、⑥相続・事業承継の6科目で、これは1~3級まですべて共通です。ただし、たとえば「①ライフプランニングと資金計画」科目を例にすると、「中小法人の資金計画」という学習項目は、2級にはありますが3級には含まれていません。このように、科目自体は共通でも、級によって、学ぶべき内容の幅と深さには違いがあります。

そして、学科試験の合格基準ですが、2~3級は「60点満点で36点以上」、1級は「200点満点で120点以上」と定められています。つまり、6割以上得点できれば、めでたく合格となります。

次に実技試験の試験科目ですが、こちらは、級によって異なります。具体的には、3級は「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」、2級は「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」、1級は「資産相談業務」となっています。3級なら2科目、2級なら4科目すべて受験する必要はありません。FP試験の実技試験は科目選択制になっているので、そのうち、どれかひとつを選んで合格すればOKです。自身の適性や、これまでのページで紹介した科目ごとの合格率などを参考にしながら、選ぶと良いでしょう。

そして、実技試験の合格基準は、2~3級は「50点満点で30点以上」、1級は「200点満点で120点以上」と定められていて、やはり6割以上というのが、合格ラインになっています。

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